JCW技術資料 Q&A集
区分 | 排水器具 | W-001 |
Q | 取扱い方法を教えて下さい。 | |
ホームページの「技術資料」において、「施工例及び施工上のご注意」、「取扱説明書」を掲載しています。 「施工例及び施工上のご注意」では、一般的な施工要領と施工時の注意事項を紹介しております。 「取扱説明書」では、安全に使用していただくための事柄を説明しております。 |
区分 | 排水器具 | W-002 |
Q | 排水器具の腐食について教えて下さい。 | |
排水器具は一般生活排水用です。薬品など特殊な排水の場合は、別途製造メーカーにお問い合せ下 さい。 ステンレス製品は黄銅製品に比べて優れた耐食性を有していますが、万能的なものではありません。 使用条件次第では、ステンレス製であっても腐食することがあります。 ホームページの「技術資料」において、「主要材料の耐食性について」を掲載していますのでご覧下さい。 |
区分 | 排水器具 | W-003 |
Q | 洗浄剤を流しても大丈夫ですか。 | |
洗浄剤の誤った使い方をすると、めっき部や塗装部の他、パッキンや金属部品にも悪影響を及ぼし、性能 を損なう場合があります。 使用される洗浄剤の取扱い説明書にしたがって正しく使用していただき、洗浄後は排水器具及び配管内に洗浄剤が残らないようにして下さい。 |
区分 | 排水器具 | W-004 |
Q | 差込式排水金具は規格化しないのですか | |
差込式排水金具は管の内径に差し込んで接続する構造ですが、管は外径寸法と厚みのみに寸法許容差 が規定されていて、それぞれの寸法許容差を勘案すると内径寸法はバラツキの大きい数値となります。 したがって、寸法のバラツキが大きい管内径を接続基準とする寸法設定が困難であることから、規格化については計画しておりません。 |
区分 | 排水器具 | W-005 |
Q | 床上掃除口に密閉性能はありますか。 | |
JCW203(床上掃除口)規格ではふたと金具枠の間にパッキンを装着することが規定されていますので、構造上、排水管の臭気を防ぐことは可能です。 |
区分 | 排水器具 | W-006 |
Q | 排水共栓の止水性能を教えて下さい。 | |
JCW204(排水金物)規格で止水について性能規定しております。止水の性能基準をご参照下さい。 尚、ホームページの「技術資料」において、「取扱説明書」を掲載していますのでご覧下さい。 |
区分 | 排水器具 | W-007 |
Q | 床上掃除口の上に台車が通りますが大丈夫ですか。 | |
JCW203(床上掃除口)規格で耐荷重について性能規定しております。耐荷重の性能基準をご参照下さい。 尚、ホームページの「技術資料」において、「取扱説明書」を掲載していますのでご覧下さい。 |
区分 | 排水器具 | W-008 |
Q | 排水金物の上に台車が通りますが大丈夫ですか。 | |
JCW204(排水金物)規格で耐荷重について性能規定しております。耐荷重の性能基準をご参照下さい。 尚、ホームページの「技術資料」において、「取扱説明書」を掲載していますのでご覧下さい。 |
区分 | 排水器具 | W-009 |
Q | 排水トラップの排水性能について教えて下さい。 | |
JCW201(床排水トラップ)、JCW202(流しトラップ)規格で排水流量について性能規定しております。排水流量の性能基準をご参照下さい |
区分 | 排水器具 | W-010 |
Q | 防水施工の要領について教えて下さい。 | |
ホームページの「技術資料」において、「施工例及び施工上のご注意」、「取扱説明書」を掲載しています。 「施工例及び施工上のご注意」では、一般的な施工要領と施工時の注意事項を紹介しております。 「取扱説明書」では、安全に使用していただくための事柄を説明しております。 |
区分 | 排水器具 | W-011 |
Q | 排水トラップとは何ですか。 | |
排水経路の途中に水を滞留させ、空気の流れを 遮断しておく構造で、これを「封水」と呼びます。 経路を水で塞ぐことにより、臭気を遮断するとともに害虫などの侵入を防止します。 封水深さは50mm以上が必要とされています。 |
区分 | 排水器具 | W-012 |
Q | トラップの破封とは何ですか。 | |
トラップ内の水が減少しトラップとしての機能を失う現象です。 破封の原因としては、自己サイホン作用、誘導サイホン作用、毛管現象、蒸発などがあります。 ・自己サイホン作用 大量の水を溜めていっきに排水した場合、トラップを含む排水管はほぼ満流状態になり、その流水の引張力(サイホン力)によってトラップ内部の水も排水されてしまう現象。
・誘導サイホン作用
排水縦管の上部から大量に排水された場合などに起こる管内の圧力変動によって、排水していないトラップに起こる現象。
・毛管現象
トラップの封水(トラップ内に溜まっている水)が下流側へ吸引される「吸出し作用」や、これとは逆にトラップの封水が排水金具側に吹き出す「跳ね出し作用」などがあります。 トラップ内部に毛髪など繊維状の物体が垂れ下がると、毛細管現象によって内部の水が排出される現象。
・蒸発
長期間まったく排水されない場合、トラップ内部の水が蒸発して減少します。
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区分 | 排水器具 | W-013 |
Q | 二重トラップ(ダブルトラップ)とは何ですか。 | |
配管に直列に2個以上のトラップを接続することです。 排水に支障を起こすことになりますので、施工時には特に注意が必要です。 一例を参考図に示します。 |
区分 | 排水器具 | W-014 |
Q | 市場ではトラップの封水深さが50mm未満の製品をみかけます。なぜJCW製品は50mm以上なのですか。 | |
封水深さは排水に伴って発生する管内圧力変動の影響を考慮し、50mm以上が必要とされています。 封水深さが浅いと排水の流れはスムーズですが、破封しやすくなります。 |
区分 | 排水器具 | W-015 |
Q | 防水受けつばの水抜き孔は何のためですか。 | |
防水受けつばの水抜き孔は、防水層の上層部に浸透した水を排水管へ排出させるために設けられています。 通常の施工時にはこの水抜き孔を塞がないようにして下さい。 ホームページの「施工例及び施工上のご注意」で、一般的な施工要領と施工時の注意事項を紹介しておりますのでご覧下さい。 |
区分 | 排水器具 | W-016 |
Q | 排水器具の施工方法を教えて下さい。 | |
ホームページの「技術資料」において、「施工例及び施工上のご注意」、「取扱説明書」を掲載しています。 「施工例及び施工上のご注意」では、一般的な施工要領と施工時の注意事項を紹介しております。 「取扱説明書」では、安全に使用していただくための事柄を説明しております。 |